哲学プラクティス連絡会 / PhilosophicalPractice

哲学プラクティス連絡会 / PhilosophicalPractice

哲学プラクティス連絡会とは?

哲学プラクティスとは、おもに対話という方法をもちいながら、哲学的なテーマについて共同で探求する実践的な活動をさします。哲学カフェ、こどもの哲学、地域や仕事場での哲学対話、芸術的表現を介した哲学的コミュニケーション、哲学コンサルティングなど、さまざまな実践形態が含まれます。
このたび、日本国内における哲学プラクティスの実践者・研究者が集まり、たがいの活動を報告し、情報を交換しあうことによって、哲学プラクティスを豊かで実りの多いものに発展させていくことを目的として、哲学プラクティス連絡会を立ち上げました。
この連絡会は、学者が研究発表する学会ではありません。あくまで、哲学プラクティスに関心を持つすべての人が(お子さんたちも含めて)集まり、相互に交流と親交を深めようとする連絡会です。賛同くださるみなさまのご参加をお待ちしています。


設立者 河野哲也(立教大学文学部教授)



Philosophical practice is a practical activity, mainly conducted by using a dialogical method to explore commonality in philosophical themes. Philosophy cafe, philosophy for children (P4C), philosophical dialogue in the local community and workplace, philosophical communication through artistic expression, philosophical consulting, etc. are included as a variety of practice.
Many practitioners and researchers of philosophy practice in Japan have started gathering together, reporting their activities, and exchanging information with each other. The purpose of JAPP is the ongoing development of philosophical practice.
JAPP is not an academic society where scholars present their research papers, but an association of all the people (including children) who are interested in philosophical practices and seek to deepen the exchanges and friendship with each other. JAPP welcome those participations who approve of this purpose.


Kono Tetsuya (Rikkyo University)


                        


連絡会の組織について

哲学プラクティス連絡会は、哲学プラクティスの普及と発展、哲学プラクティスの実践者(プラクティショナー)同士の知的交流をはかることを目的として、2015年10月に発足した任意団体です。

現在、実践に関する発表や交流を行う「大会」を年1回のペースで開催しているほか、哲学プラクティスに関する文章を投稿できる機関誌『みんなで考えよう』を定期的に発行しています。


大会

毎年、哲学的な対話を用いた実践的な活動を行う方々の交流の場として、「大会」が開催されています。これまでは、地域・学校・企業などで実践についての紹介・報告や、こうした実践についての研究報告、実際に対話などを行うワークショップが行われてきました。さまざまな場所で活動している方々が集まり、交流する場となっています。

○ 大会にかんする最新情報:「大会情報」ページ

X(旧twitter)アカウント

○ 前回大会のようす:【第9回大会】一般受付開始のお知らせ



機関誌『みんなで考えよう』

哲学プラクティスに関わる方々の活動の記録や考えを集め、残していくために刊行しているのが、『みんなで考えよう』です。実践の記録、アイデア、苦悩や葛藤、議論などを掲載することで、哲学プラクティスに関わる方々の考えの交流をすすめています。これまで、ほぼ年に1号ずつの刊行を行っています。掲載には、学会誌の査読のようなハードルはありません。投稿のさいは、本ホームページの「機関誌」ページより最新の要領をご確認ください。

○ 機関誌にかんする最新情報:「機関誌」ページ

○ これまでの機関紙のようす: 第6号(2024年3月)第5号(2023年3月)第4号(2021年9月)第3号(2020年9月)、緊急特集(2020年9月号8月号7月号6月号)/ 第2号(2020年8月)創刊号(2019年7月)



運営サポーターの募集

大会運営や機関誌発行など、連絡会の運営にまつわる作業にご協力いただける「運営サポーター」を、常時募集しています。連絡会の運営に関心をお持ちの方なら、どなたでも登録可能です。大会や機関誌について、それぞれの委員の依頼に応じて作業の一部をお手伝いしていただく仕組みです。なお、登録・解除は任意ですし、登録後に協力依頼を引き受けるかどうかもご自身の事情に応じてご判断ください(登録したから必ず作業をしなければならないというものではありません)。

○ 詳細はこちら:「運営サポーター」募集に関して


規約

哲学プラクティス連絡会規約 (最終改訂:2024年3月11日)

※ 編集委員会規約は、2024年3月11日の改訂により、上記の連絡会規約に統合されました(旧・編集委員会規約は こちら)。




運営体制

 (※=理事)

大会委員(第10回大会、2023.12.12~):川崎陸央(委員長)※、麻生修司、神原裕、武千晴、竹岡香帆、長谷川真也、馬場智一


編集委員(第7号、2024.4.1~):得居千照(委員長)※、片柳那奈子(副委員長)、麻生修司、小川泰治、神原裕、増田陽子


事務局(2023.12.12~):廣畑光希(事務局長)※、江藤信暁※、山本和則※

      


組織の概要

大会委員

連絡会大会の企画・運営。委員は大会委員長が任命する(委員長の意志により、公募を行うこともある)。大会委員長は、立候補者を募集したうえで、大会時に参加者の投票で決まる。


編集委員

機関誌『みんなで考えよう』の企画・編集・発行。委員になるための条件は、「原則、過去5年の間に、哲学プラクティスに関する原稿を(学術誌・学位論文・商業論文・著作その他出版物に)1本以上執筆、掲載されたことがあること」。編集委員長は、委員による互選。


事務局

連絡会全体の運営、渉外。大会委員・編集委員経験者から選出。事務局長は、事務局内での互選。


理事会

大会委員長、編集委員長、事務局より構成。連絡会に関わる重要事項(規約、組織体制、大会・機関誌の内容上の大幅な変更)の決議。議長は事務局長。


運営サポーター

各委員からの協力依頼に応じて、作業の一部を補助。常時募集中。サポーターへの登録・解除は自由。また、依頼に応じるかどうかも任意。


(連絡会は、現在、会費を徴収する会員制を採用しておりません。)