「この場はひらかれている」——本当にそう言えるだろうか。
誰に? 何に対して? どうやって?
その問いの前に立ち止まるとき、見えてくるのは、わたし達の中にある“無自覚なバリア”かもしれません。
まずは、各々自分の中にあるものに耳を澄ませるところから始めてみようとしています。
哲学プラクティス連絡会・第11回大会のプレ企画では、「〈ひらかれた場〉とは何か」をめぐり、NHK「バリバラ〜障害者情報バラエティー〜」で番組のご意見版をつとめてこられた玉木幸則氏のほか、ぜひともお話しを伺いたいと思った方々の声や実践知にふれながら共に考える場をまずは作りました。
“配慮したつもり”がウザがられる“ひらく”は “えらぶ”?
“みんなでつくる”って言うけど、だいたい誰かいなくない?
“特別扱いしない主義”とか言うの雑じゃない?
“声を聴いてます”って言う人、だいたい喋ってない?
“多様性って大事”は、いつから呪文になったの?
様々なお立場から見える、感じる、「きもち」を大事にしながらゆっくり考え続けたい。
通し参加も、1回ずつの参加も、歓迎です。
オンラインですのでどこからでのご参加いただけます。
録画配信はおこないませんが、お申し込み回の「ダイジェスト・レポート」をお送りいたします。
詳細・お申し込みは大会情報をご覧ください。
(大会委員長 安本志帆)